総務省はこのほど、家計調査報告の1月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり29万6345円で、前年同月比で実質2.0%増と、2カ月連続で増加した。10の費目別では、教養娯楽、交通・通信など7費目が増加した。
教養娯楽は同3.8%増の2万9377円と、2カ月連続で増加。教養娯楽用品、教養娯楽サービスが増加した。教養娯楽サービスのうち、宿泊料は同18.2%増の2350円。
交通・通信も同6.1%増の4万1515円と、2カ月連続で増加。自動車等関係費、通信が増加した。
ほかの増加費目は食料、住居、家具・家事用品、教育、その他。減少費目は光熱・水道、被服および履物、保健医療。
同月の2人以上世帯のうち、勤労者世帯の実収入は1世帯当たり47万1124円で、前年同月比で実質3.6%増と、3カ月連続で増加した。
このうち世帯主の定期収入は同4.2%増の35万4922円と、3カ月連続で増加。配偶者の収入は同11.2%増の6万8877円と、2カ月ぶりに増加した。